弘前市町会連合会 会長 令和3年度 ご挨拶
若葉の鮮やかな季節、皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。日頃より、弘前市町会連合会の運営について、特段のご理解、ご協力をいただき、心よりお礼申し上げます。
さて、昨年二月、国内で初めて新型コロナウィルス感染が確認されて以降、令和二年度は経済・生活の全般にわたって、世界中が大きな影響を受けた一年でした。私たち町会にとっても、各地区・町会の多くの事業が中止となり、非常に困難な一年でありました。
当連合会も、五月の定時総会を始め、市政懇談会、町会長研修会、保健衛生座談会と、出席者同士が様々な意見を交わす機会である事業を中止せざるを得ない状況が続きました。
三年度こそはとの思いでおりましたが、ここに来て全国的に第四波の襲来、そして青森県内においても各保健所管内でクラスターの発生が相次ぐ事態となっていることから、今年度定時総会も書面での開催とする苦渋の決断に至りました。
ここまで長いトンネルが続きましたが、今後はワクチン接種が開始され、希望の光も見えてきました。今年度、当連合会は弘前市と「町会の魅力発信に関する協定」を締結し、連携・協力しながら、住民の皆さんに広く町会活動を発信し、町会への関心を高めることで、地域コミュニティの基盤である町会を盛り上げ、担い手不足など町会が抱える課題の解決に、一つでもつなげていきたいと考えております。
コロナ対策の「ソーシャルディスタンスの保持」により、ともすれば人と人との心の距離も遠ざかりがちになりますが、ウィズコロナの新し生活様式の中でも、地域住民同士が心を通わす、明るい笑顔の溢れる、「住んでみたい、住んで良かった、」まちづくりを目指し、弘前市町会連合会は町会の皆様とともに、今年度も歩んでまいる所存でございます。
結びに、各町会のご発展と皆様のご健康とご多幸を祈念し、ごあいさつとさせていただきます。
令和三年五月吉日
弘前市町会連合会
会長 小 山 三千雄